ついに完成した真田丸。いやあ、11ヵ月は長かった。
しかしできた出城を見て家康さん、ビビッてますね。
なかなか攻め込まない。
自分の手勢を使うことなく、上杉景勝に攻めさせようとは、
直江兼続でなくても昔の意趣返しだと思うわい。
さらに真田にも攻めろとの下知。完全に試してるな。
最初はそんなに悪いやつじゃない描かれ方だったのに、
秀吉が死んで以来、悪人面ですよ、家康さん。
そういや、内野聖陽さんは風林火山の時も、悪い顔してたな。
ええ、いい芝居で好きですよ、私は。
でもね、私は真田信繁の方が好きなんですよ。
だってね、真田丸跡地の学校で学んだ身なんですから(笑)
櫓から徳川方の陣を探っている時に、井伊直孝の陣についての言及。
「向こうにもここに至るまでの物語があるのだろうな」
「一度、聞いてみたいものですなあ」
はい、来年も大河を見させていただきます。
って、直虎だと大坂の陣までやらんじゃないか!
さてさて、上杉、真田が攻めてくる前に、信繁さんは前田を挑発してさっさと戦を始める策に。
とんだかませ犬前田利常。
大河で城攻めをここまでしっかりやったのって、見たことないよ。
第一次上田城合戦の時も、あそこまで丁寧に描いててビックリでしたが。
ってか、大助の高砂、信繁よりいいんじゃないかな?
真田丸は因縁の物語のような気がします。
大軍の徳川が攻め、寡兵の真田が返り討ちにする。
寡兵の真田が大軍を挑発し、誘い込み、策を駆使した戦い。、
父昌幸が指揮を執り、息子信繁が先陣を切った第一次上田決戦。
そして父となった信繁が指揮を執り、息子大助が先陣を切る大坂冬の陣。
この輪廻の輪ともいえる演出には、正直心が震えました。
前田を攻めを弾き返し、最後後ろから騎兵で壊滅させる盤石の戦い。
ホント、今回は大坂方勝つんじゃないでしょうか。
まさに完封ですね。
次回も楽しみです。