4/5に大阪で開催された「どうでしょうさんとシャープさん ~ついに藤村君がやってきたSP」で、水曜どうでしょう新作編集の進捗が明らかになりました。
いよいよ放送日が迫ってきたか?!
現在完成しているのは、なんと!
この「どうでしょうさんとシャープさん」というイベントは、嬉野DとSHARP公式ツイッターの中の人とのトークイベント。
嬉野Dの本「ひらあやまり」の文庫版解説文をシャープさんが書いた縁で開催されました。
そこに源五郎一座の芝居の稽古で大阪に来ている藤村Dがゲストとして参加したという経緯。
そのトークの中で、水曜どうでしょう新作のことについての言及がありました。
年明けに新作の編集を開始したとの告知をCMを流してまでしたHTB。
気合い入りまくりで、さぞ編集も捗っていようと思いきや。
藤村Dから衝撃の一言が。
「新作の編集は1話の冒頭7分まで完成した!」
編集を開始して丸3カ月もたつのに、まだ冒頭の7分までしか進んでない。
これは遅い!と感じるのは普通の感覚。
しかし、今年の藤村Dは、HTB開局50周年記念ドラマ「チャンネルはそのまま!」の編集もあったので、どうでしょうだけに時間を割けないのも致し方ないかと。
さらには2月のさぬき映画祭もあったし、3月には最後の女川復幸祭にも行ってたし…。
しかも今は大阪で芝居の稽古してるってんだから、そりゃあ編集してる時間なんてないですなぁ。
ヒゲ、仕事して…(してるけど)
なぜ冒頭の7分で編集が止まっているのか?
冒頭7分で編集が止まっている理由については言及されませんでしたが、どうでしょうの構成を考えると想像がつきます。
企画の第1夜は、大泉さんに企画の内容を説明するところからスタートします。
そこで彼のボヤキが入ったり、どこへ行くのか予想が入ったりと、そこそこ時間がかかる。
そして企画内容の発表がされると、ダイジェストが流れます。
冒頭から7分ということは、このダイジェストの前までの編集が完了しているのではないかと予想できます。
ダイジェストは、企画全体の映像を切り貼りするだけでなく、別の映像から音声だけを抜き出し、映像に被せるなど、かなり手間のかかる作業をしています(原付ベトナムのDVD副音声で藤村Dが編集方法について語っています)。
素材全体から予告ミュージックに合わせて盛り上げなどを編集をしていくので、かなり時間のかかる作業のようです。
前から順番に作っている、というわけではないでしょうが、ここがまだできていないため、完成している、つまり放送に使う部分の完成は冒頭7分、ということだと思います。
そんな手間のかかる作業があるのに、会社を休んで芝居の稽古をしていていいのかという声がありそうですが、藤村Dは編集作業を会社以外でもすることができます。
そもそも藤村Dは最近ではほとんどHTBに出社しないようで、会社の編集室以外でも作業ができるようにしています。
実際、DVDの編集を大阪に機材を持ち込んで、芝居の合間にやっていました(釣りバカグランドチャンピオン大会 屋久島24時間耐久魚取り対決)。
今回も、稽古の合間に新作の編集を大阪で行うことでしょう。
何はともあれ、新作の編集は順調に進んでいるようで、今年は無事新作が放送されることでしょう。
平成のうちには無理でしたが…。