様々なストレスに晒される現代社会。
今回はいろいろなストレス要因と、ストレスとうまく向き合うためのヒントがたくさん紹介されました。
ストレスって大変だ!
電車内でスマホが繋がらないストレスは満員電車の2倍⁉︎
地下鉄の携帯がつながらない空間(夕方の10分間の調査)について調べたところ、満員電車に乗っている人と比べてスマホがつながらないことで感じるストレスは2倍に上るとのこと。
私も通勤に地下鉄を使っているが、確かにつながらない所ではかなりイライラするので納得である。
臨戦態勢よりラッシュの電車に乗る方がストレス値が高い!?
満員電車のストレスは、臨戦態勢の戦闘機のパイロットの受けるストレスよりも高いとのこと。
近年、航空自衛隊のスクランブル回数が増加しているが(2016年度は1,168回!)、サラリーマンは毎日のようにスクランブル以上のストレスを受けている。
年間約240日出勤するとして、通勤、帰宅ラッシュが約480回。
空自のスクランブルは分担できるが、サラリーマンの通勤は1人で背負い込むしかないから、パイロットより回数が多いな(笑)
パイロットのストレスは自分でコントロールすることができる(方法の取捨選択をある程度本人ができる)が、サラリーマンの通勤やスマホが繋がらないストレスはコントロールができないもの(完全に本人以外の要因)なので、パイロット以上のストレスをサラリーマンは感じているという。
そう考えると、日本のサラリーマンは本当に企業戦士なんだな(笑)
最近の新入社員のストレスは電話対応!?
スマホの用途としては、通話がメインではなくSNSやネット利用が中心なので、最近の若者は電話での通話に慣れていない。
そのため、会社での電話対応にストレスを感じるということである。
確かに私の会社でも若い社員は電話をかけるのが苦手な傾向があるなぁ。
自衛隊には2,000人以上の心理専門スタッフがいる!?
戦いは受けた被害よりも意志の力で決着する側面がある(例としてあげられたのは「さようならドラえもん」ののび太とジャイアンの喧嘩で、のび太が諦めずにジャイアンが音を上げるケース)。
自衛隊員のメンタルが崩れるときは、国を守れなくなる時なので、メンタルケアのために心理専門のスタッフが必要とされる。
自衛隊員の皆さんにはストレスが少しでも少なくなる環境で職務を果たしていただきたいものです。
任務を遂行する時は弱音を吐いた方が良い!?
過酷な状況に置かれた時、話をした方がストレスに強くなる傾向があるという。
仕事で修羅場の時、グチを言いながら作業することが多いが、これって実はストレス回避の良い方法だったんだな。
そういえば黙々と作業する人は、ストレスに押しつぶされている事が結構あるような気がする。
これからも愚痴を言いながら仕事しようっと(周りはうっとうしいだろうなぁ)。
女性より男性の方がストレスをためやすい⁉︎
女性はしゃべるからストレスをためにくい!?
欧米で男女を対象に体質・脳・ホルモン等を比較してストレス調査を行った結果、そういうことではなく単純にしゃべる量が多いから女性の方がストレスをためにくいということがわかった。
女性はグチ・悪口を言ってうまくストレスを発散する傾向があるということ。
これは病気にも言えることで、ガンで愚痴る人は長生きするという。
病気を周囲に打ち明けた人の方が長生きをする可能性が高いらしい。
確かに「俺ガンで、余命半年なんだ」と言うような人は、なぜか半年どころか5年も10年も生きている。
あんたの半年は一体どこの世界の時間軸なんだと思ったこともあるな(笑)
SNSの投稿が多いほどストレスが少ない!?
SNS上のグチは見る方にはストレスだが、書き込んでいる人はストレスが発散されているという。
物理的に同じ場所にいるとストレスが溜まりやすいが、境遇が違う人からのコメントは自分を客観視できる機会になるのでストレスの解消になるとのこと。
まぁ単純に投稿にコメントがついたりしたら、気持ちが良いからストレスの発散になるのではないだろうか?
1人でストレスを解消できる方法!?
1日15分間自分の感情吐き出して書き込む。
それを3日間続けるというもの。
感情を最大限まで出し切ることで、嫌なことに対する捉え方が見えてくる。
それによって、ストレスのコントロールができるという。
ストレスで落ち込んだ際はかもしれないを多くあげろ!?
上司に怒られた時、ネガティブな発想にとらわれてしまうが(嫌われた、信用を失った等)、いろいろな可能性(怒りの原因が自分以外のことである等)を考えることで、ストレスをうまく処理することができる。
実際、自分が怒っているときのことを考えてみると、相手のミスのことを大きく考えているわけではないので、この対処法は非常に有効であると思う。
ガッツポーズをするとストレスを解消できる!?
ガッツポーズや椅子にふんぞりかえるなど強いポーズをとると、ストレスホルモン値が下がる、つまりストレスを感じにくいという。
おどおどしているよりも堂々としていた方がストレスを感じないということであろう。
でもまぁ態度がでかいのは、ストレスが下がるのと同時に、周りの評価も下がるというマイナスの面があるな(笑)
社会的地位が下がるとストレスで病になる!?
がん細胞などを殺すNK細胞というものがあるが、NK細胞は社会的地位が高い人ほど活性化しているという。
社会的地位が低い=給料が低いと言い換えることができるので、食生活が乱れて病気になりやすいということだろうか?
まとめ
満員電車で感じるストレスが戦闘機のパイロット以上というのは衝撃だった。
さらにスマホがつながらず、イライラすることもあるので、どんだけ強いストレスに晒されてるねん!と思ったが、仕事中よくグチをこぼしているので、ストレス解消になってるんだなと思った。
もし、電車でのストレスが減ったら、グチも減るのだろうか?
そこら辺を実験してみようかなと思った今回のテーマでした。