昨年、史上最年少でプロ棋士になった藤井聡太(14)四段が、第30期竜王戦6組ランキング戦決勝で勝利し、デビューからの公式戦連勝を19に伸ばしました。
この勝利により、藤井四段は最年少で竜王戦の決勝トーナメント(本戦)に進出が決まりました。
果たして、どこまで勝ち続けるのか?
にわかに将棋に注目が集まっています。
前代未聞の事態?連盟HPがダウン!
藤井四段効果か、将棋連盟のホームページがアクセスが集中し、ダウンしています。
ここまで将棋に注目が集まるのは、羽生三冠が七冠を達成した以来じゃないでしょうか?
これまでユニークなキャラで将棋界を支えてきた加藤一二三九段が引退するなど、将棋界の今後が心配でしたが、若い藤井四段の台頭は、これからの将棋界にとって、とても明るいニュースです。
なお、タイトルである竜王への挑戦へは、藤井四段はいびつなトーナメント(笑)で5連勝をして決勝三番勝負で2勝が必要。
以下は竜王戦決勝トーナメントの組み合わせ。
藤井四段は6組優勝の位置に入ることになります。
反対方向の1組2位にはあの羽生三冠も…。
このトーナメントを勝ち抜いた人が、竜王との七番勝負へ挑戦することになります。
(昨年は三浦九段の冤罪で変なアヤが付いてしまいました)
ちなみに藤井四段が竜王への挑戦が決まると、規定により、自動的に五段に昇段することになります。
連勝記録に注目が集まっていますが、若い藤井四段が、トッププロのひしめく真剣勝負の場で、どのような将棋を打つのか、今から楽しみです。