世の中、働き方改革でITを活用だ、人工知能を利用だと、かまびすしいと思っていましたが、このほど、プログラム言語のC#を勉強しようと思い立ちました。
そりゃあね、よくわからないからそのままスルーすることもできましたよ。
でも、これから先の長い人生で、自分の好き嫌いは別にして、IT化の波はどうしても仕事の現場に押し寄せてくるわけです。
人生100年時代になって、年金も70歳までもらえなくなる。
いやもしかしたら、もっと先まで受給年齢が伸びるかもしれない。
そうなるとそれまで働かないといけなくなるのに、その時、スキルがないと雇ってもらえなくなる。
それもあと10年もしないうちにそんな時代になるんじゃないかと思ったわけです。
だから、プログラムをできるようになれば、ひとまず10年後でも戦力として必要とされるんじゃないかと思った次第です。
完全文系人間でもプログラミングを学ぶ必要性
仕事で必要、ということをなぜ思ったかというと、自分は編集業を長くやっていますが、近年、IT化の波が怒涛のように押し寄せてきたと感じているからです。
これまで書籍、雑誌などで展開していたコンテンツが、ここ2,3年で電子媒体への移行がものすごいスピードで進んでいます。
雑誌の記事がWebでも展開されていたり、マンガも電子版の伸びが半端ない。
紙ベースの媒体は10年後にはなくなっているんじゃないかという感覚があります。
実際、編集業の求人を見ても、IT系の技術を持った人の求人が増えています。
5年ほど前までは紙媒体専属の求人が数多く見受けられましたが、今では逆転していて、何かしらIT系のスキルが必要条件に入っています。
電通が毎年発表している広告媒体別の広告費のデータを見ても、紙媒体は年率10%近く下がっていって、逆に電子媒体は年率10%以上の伸びを示しています。
2017年 日本の広告費 - ニュースリリース一覧 - ニュース - 電通
電子化の際に、たとえばWebサイトを立ち上げ、そこにコンテンツを公開していくとなった時に、フレームを何で作成するとか、動的コンテンツをどうやって作るかとかいった仕様に関する話も出てくるようです(現状、ここの詳細が理解できない)。
今後もこの流れは変わらず、加速していくと思われるので、編集として仕事を続けていくには、何かしらのITスキルを改めて身につける必要があると考えました。
私は大学は国文学科出身で、卒業後、編集業を仕事としてきた完全文系人間です。
唯一、パソコンには興味があったので、学生時代、自作PCを組んだりしていました。
あとは業務で使用するExcelに関数や簡単なマクロを組むくらいしかできません。
このままじゃ、本当にヤバいと思ってプログラミングを学ぼうと思い立ちました。
ただ、プログラマやSEになるわけではなく、ITで具体的に何ができるかを、作業者と齟齬なく摺合せができるスキルを身につけたい、ということが当面の目標です。
C#を選んだ理由
プログラミングを始めようと思い立ったが、どの言語をやるかはさっぱり決めていませんでした。
ひとまず本屋に行って、たまたま目についたのが「C#」。
これまでにいくつかプログラミングに関する記事を読んだ感触では、基本となる考え方を学べば、言語が変わっても、大元の考え方は同じような印象を受けたので、ひとまずC#を勉強して、プログラミングの基礎を固めようと思いました。
そういうわけで、まず1冊本を買い、それを元に学習を進めていこうと思います。
とりあえずVisual Studioをインストールして、本の1つ目の課題までやってみました。
これから先、どうなるかはまださっぱりイメージできませんが、ひとまずがんばって1冊分の内容を勉強していこうと思います。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;namespace CS1_1
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
Console.WriteLine("Hello world");
Console.ReadLine();
}
}
}