元サッカー女子日本代表の澤穂希さんが9日に女の子をご出産され、直筆のメッセージをご報告をされました。
以下、公開されたメッセージとなります。
いつもお世話になっている皆様へ
私ごとではございますが 1月9日に第1子となる女の子を
無事に出産いたしました。子ども、私ともに健康で元気です。
産声を聞いた瞬間、言葉にならないほどの感動と感謝の
気持ちで胸がいっぱいになりました。また出産中、主人は
私の隣を片時も離れず不安を払拭してくれたことで
夫婦の絆が深まりました。
これから家族3人。かけがえのない我が子を2人で力を
合わせて大切に育てていきます。
温かく見守り応援してくださった皆様、本当にありがとう
ございました。今後ともよろしくお願い致します。
2017年1月10日
澤 穂希
旦那さんは元Jリーガーの辻上裕章氏
澤さんは2015年に、元ベガルタ仙台DFの辻上裕章氏と結婚されました。
辻上氏はベガルタ仙台のフロントスタッフ(強化育成部)を務めていたため、当初は神戸と仙台での遠距離結婚をされていたようです。
しかし、2015年末に澤さんは現役を引退を機に仙台へ移住し、同居を開始。
2016年7月19日、所属事務所を通じて第1子妊娠を発表されていました。
そして本日、めでたくご出産の報となった次第です。
澤さんは15歳で日本代表入りを果たし、以来20年以上の長きにわたり、なでしこジャパンの中心選手として活躍し、6度のW杯と4度の五輪に出場。
優勝した2011年のFIFA女子ワールドカップでは、キャプテンとして出場し、メキシコ戦ではハットトリック、ドイツ戦は決勝点のアシスト、スウェーデン戦では決勝点、そしてアメリカ戦では延長後半12分の起死回生の同点ゴールの計5ゴール1アシストを記録。
日本人初となるW杯での得点王とMVPの二冠を達成しました。
そして2011年度のFIFA年間表彰式にて、アジア人では男女を通じて史上初となる「FIFA最優秀選手賞」を受賞しました。
当時、東日本大震災で大きな痛手を被り、重い空気が漂っていた日本に、大きな感動と、興奮を与えてくれたなでしこジャパンの活躍は、今でも昨日のことのように思い出されます。
日本代表通算出場試合数205試合と83得点は現在でもダントツの成績。
記録にも、記憶にも残る偉大な選手が、今度は母としてがんばってゆかれます。
20年後、娘さんがなでしこジャパンの選手としてワールドカップに出場、なんてことがあったらとても興奮するでしょうね。