2018年に新作が放送される水曜どうでしょう。
ディープなファンは楽しみにしていると思いますが、これまで水曜どうでしょう見たことのない人は、どこから手をつけたら良いのか?
かなりマニアックな企画がある番組なので、今回は入門編としておすすめの企画を紹介します。
はじめての「水曜どうでしょう」
はじめて水曜どうでしょうを見る時におすすめの企画を、Microsoftの人工知能りんなは次のように言っています。
四国八十八カ所と原付…。
えらくディープなところを攻めてくるな(笑)
四国はただ寺を延々と廻るだけだし、原付シリーズは基本ヘルメットをかぶった出演者のバックショット(笑)
これを薦めてくるMicrosoftの中の人は、なかなかにマニアですなあ。
企画としては面白いが、入門編としては少しハードルが高いよ(笑)
ではでは、私が個人的に薦める企画をご紹介しましょう。
車内でクリスマス・パーティー
ヤスケン(安田顕)登場企画にハズレなし。
放送当時、大相撲ダイジェストの兼ね合いで放送時間が後ろ倒しになり、絵はがきの旅の最終夜を放送するのはもったいないと、急遽埋め草的に放送された企画。
1話で完結しているので入門編としては理想的な内容です。
急遽作られたにしては、かなり完成度の高いもので、シェフ大泉の魅力を余すとこなく発揮し、出演者、制作陣、果てはHTBアナウンサーを巻き込み大暴れし、藤村Dが始末書を書く羽目になった伝説の企画です。
何の予備知識がなくともめちゃくちゃ楽しめます。
シェフ大泉 夏野菜スペシャル
またまたシェフ大泉企画。
料理を作る企画なのに、いきなり畑を耕すところからスタート。
日本一長い料理番組として、シェフ大泉の料理を堪能できます。
大泉さんが何度も騙される様は、騙され芸人の面目躍如といえるもの。
簡易onちゃん、マッチョonちゃん(ヤスケン)が登場するのも見所。
そして一番の見せ場は、どうでミー賞セリフ部門2連覇、大泉洋渾身のボヤキ
「おい、パイ食わねえか?」
最終夜、食後のマシンガントークも見どころです。
東北2泊3日生き地獄ツアー
どうでしょう班が企画で巡った地をファンが辿るツアーをドキュメントした企画。
ツアー各地でファンにバレないようにいろいろ扮装する大泉、ミスター両氏の涙ぐましい努力(笑)、スタイリスト小松の意地が遺憾なく発揮されている企画。
しかし、この企画のハイライトは、ツアー参加者とは全く関係のないところで繰り広げられた深夜のどうでしょう班の話し合い(笑)
迷える大泉洋を、人生経験豊富なディレクター、事務所社長、プロデューサーが導いていくシーンは、(笑いの)涙なしには見られない。
そして大泉洋は人生の先行きを決める、ある重大な決意を固めることになる。
アメリカ合衆国横断
サンフランシスコからワシントンD.C.をめざすアメリカ大陸横断企画。
レンタカーで移動する内容は、どうでしょう班海外企画のスタンダードスタイル。
最初は余裕のスケジュールで移動するも、後半寝坊や寄り道で徐々に切羽詰まって追い立てられる姿に、目が離せなくなる。
ベガスでのカジノ対決、メタルの服にやられる大泉さん、あるきっかけで大泉さん以上にネタに走るミスター。
ハチャメチャなどうでしょう班の旅を余すところなく見られる企画です。
サイコロの旅1
水曜どうでしょうの名物企画。
ランダムに決定した目的地をサイコロの目に沿って移動し、札幌をめざす水曜どうでしょうの原点ともいえる企画。
全6シリーズある企画ですが、ひとまず最初は第1弾から見ることを推奨します。
当時まだ大学生だった、初々しい大泉さんの姿を見られる貴重な企画です。
まとめ
今回は、はじめて水曜どうでしょうを見る人におすすめの企画という観点で紹介をしました。
水曜どうでしょうには、まだまだ魅力的な企画が山ほどあります。
私がはじめて水曜どうでしょうを見たのは「粗大ゴミで家を作ろう」でした。
とてつもなくマニアックな企画で、よくもまあ続けて観ようという気になったな、と個人的にも思います。
入り口を間違えると、番組の魅力が伝わりにくいのが地方ローカル局の番組です。
しかし、水曜どうでしょうは、6年間のレギュラー放送で、数々のおもしろい企画を放送し続け、レギュラー放送が終わってからも、ファンが新作を心待ちにしている稀有な番組です。
見なきゃ損というようなことは言いません。
ただ、見ることで、日々の生活の中に笑いが溢れる番組であると、個人的には思います。