前回、なんやかやで気持ちが通じ合って、また一緒に暮らすことになった平匡さんとみくりさん。
さぞやラブラブな、と思いきや、館山から会社に直行でそのまま帰ってないって…。
帰れないところに新しいバグの発生でキレる平匡さん。
「バグの日か!」
火曜じゃないんで。
ハッピーエンドの続きは?
家で待つみくりさんへのメールも日を追うごとに気合が入ってるな。
29日「明日には帰ります」
30日「今日は帰ります!」
31日「今日こそは絶対に帰ります!!」
切迫感というよりもはやこれは狂気に近いぞ(笑)
3日間帰らないと人は壊れるんだなあ(俺は5日までは大丈夫だった)
で、ご帰宅は午前2時…。
部屋の灯りがついているのをわざわざ確認に行く平匡さん。
なんかかわいいな。
いよいよみくりさんにご対面…と思いきや。
寝てますよ。
ま、こんな時間だし仕方ないか。
起こさないように毛布をかけて、恐る恐る頭をなでなで。
世の女性陣は胸キュンでしょうな。
この時の平匡さんの心情としては、部屋で寝ているみくりさんを見て、やっと帰ってきてくれたことを実感できたってとこでしょうか。
そりゃね、出ていかれてから、やっと会えたわけだし、電話では家にいること知ってても若干不安ですよ。
これで一安心。
翌朝、みくりさんが起きる前にまた会社に行ってしまった平匡さん。
毛布を掛けてくれたので、平匡さんが帰ってきたことはみくりさんも気づき、メモを見てこのまま会えないのではとこちらは少し不安に。
イケメンは心までイケメンだった
さて、会社の平匡さん、風見さんから衝撃の告白をされます。
「正直に告白しますが、僕はみくりさんが好きです」
居酒屋の一件があるので薄々気づいていたであろう平匡さん、ちょっと動揺します。
「だけど、津崎さんの好きとは違うと思います。僕は津崎さんも好きです。この前はすみませんでした」と謝罪されます。
えっ?この人何言ってんのって感じになる平匡さん。
風見くんにこの間車の中で起きていて話を聞いていたことを告げます。
「向こうは僕の気持ちなんか考えちゃいないのに。
自分ばかり見ている彼女に何を言えばよかったんでしょう」
あの言葉でとても大切なことに気づくことができた平匡さん。
お礼を言います。
「狸寝入りで人の話を聞くなんて、悪趣味だな」とからかう風見くん。
額面通りに受け止めて「すみません」と謝る平匡さん。
風見くんは平匡さんのこういったところが好きなんだろうなあ。
「なあんて。気づいてました」と笑いながら言う風見くん。
「気づいててあの話を?」
「僕は性格が悪いんです」
いくら鈍い平匡さんでも、風見さんが自分に大事なことを気づかせるためにあの話をしてくれたことに思い至ったようです。
確かに居酒屋で皮肉を言った平匡さんは、もの凄く視野が狭くなってました。
自分のことしか見えてないようだったから、気遣って「責任があるので」と百合ちゃんの車に乗り込んだんだ。
こういった気遣いができるイケメンって、恰好いいなあ。
風見くん、心までイケメンだわ。
やっと会えた二人…そして?
一方のみくりさん、百合ちゃんの会社のイベントに顔を出し、忙しそうに働いている百合ちゃんの部下を見て、一抹の不安を感じているようです。
給料を貰って働いてはいるものの、端から見たら自分はどのように見えるのか?
もやもやしながらアンケートの職業欄に「主婦」と記入します。
さて、家に帰って夕飯の支度をしているとやっと帰ってきた平匡さん。
みくりさん、喜び勇んで玄関へ!おいおい、火点けたままだって!
顔を合わせるなり「疲れた…」と少し甘えた感じ。新鮮だな!
そのままハグをし、「癒される」って、キャラ変わってませんか?
抱き合っているうちに険しい表情になるみくりさん、一言「くさい」
自分のことかと思い込み「すいません、お風呂は?」と聞く平匡さん。
「こげくさい!」はい、あんた火を点けたままでしたからね、お約束です。
夕食の席で「ただいま」の挨拶をする二人。
「帰るなりしちゃいましたもんね、先週分のハグ」とみくりさんが言えば
「今日も火曜です」攻める平匡さん!
面食らうみくりさん。
ひ、平匡さんからハグのご所望?!
「今日の分は、食後に…」と、心臓がバクバクいいそうな感じになっているみくりさん。
「食後もいいですが、貯金はどうでしょう?」と平匡さん。
…ん?何言ってんだ?この人?
「前借りがありなら貯金もありなんじゃないかと。
貯めておいて、癒されたい時に払い出す」と意味不明なことを言い出す平匡さん。
「私は常備薬ですか?」と苦笑いするしかありません。
いや、そこはそんなこといいからいつでもハグしましょう!だと皆思ってるんだが…。
「いずれにせよ、システムの再構築が必要です」
「システムの再構築???」
うん、何言ってるかわかんない。
不安になるオンナ?
「以前、恋人ができた場合の項目は作りましたが、恋人が雇用主だった場合を想定していませんでした。
まずはここから、再定義する必要があると思います」
うん、やっぱり何を言っているのか分からない。
これだからシステムエンジニアって人種は…。
恋人関係は新しい案件でクライアントからヒアリングして要件定義をしていくとか考えているんじゃねーのか?
いや、そう考えてるな、これ。
もはや何言ってんだこの人みたいな顔で話を聞いているみくりさん。
そうですよ、そもそもハグをシステム化したのはあなたですよ。
自業自得です。
やっさんの中ではもはや平匡さんはみくりさんの彼氏という認識なんだな。
ま、普通そうですよね。
それなのに、「向こうは私のこと本当に好きなのかなって…」言われりゃびっくりするわ。
彼女がいたことない人だから、自分のことを好きで盛り上がってるのではなく、初めての彼女らしきものに盛り上がってるだけなのかもって分析するみくりさん。
はい、男って最初はそういうところあります。
ごめんなさい。
同居して、家事してくれて、ハグできる女なら誰でもいいんじゃないかっていう可能性がって。
うん、普通そこまでいくのは相手のこと好きだからで、取り越し苦労だよ。
たぶん。
ウシジマくん化する沼田さん
さて、会社の平匡さん。
なぜか(リストラのためだろ)沼田さんに貯金額を聞かれます。
「なぜそんなことを?」
「実は、恐ろしいところから金を借りてしまって。カウカウファイナンス
「それマンガですよね?(食い気味)」
はい、よくご存じで。
10日で5割の利子はグレーゾーンどころかまっくろくろすけ、ブラックホールでございます。
バレたので知り合いのブロガーがSEの平均貯蓄額を記事にするということで聞き出そうとします。
平匡さんの貯蓄額はズバリはわからないけど、指したと思われる大体の位置から100万~200万未満辺りかな?
参考になったと別の人のところに行く沼田さん。
「実は恐ろしいところに金を借りてしまってね」
このくだり、全員にやるつもりなのか?
主婦のありがたみを知る
一方のみくりさん。
以前は結婚して家事をして子育てをすることに対して、人生それでいいのかと感じていました。
しかし、今の状況に置かれて、無償で家事や育児をする主婦のありがたみをひしひしと感じるようになったようです。
労働の対価として給料があるわけで、その給料が発生しない主婦は何をもってその価値を評価されているのか。
主婦という職業の報酬は何で支払われるのか?
確かにそうですね。
それが当たり前だと思って、子どもの頃は母親に特に感謝することなく暮らしていました。
独立して自分で家事をすべてやらなきゃいけなくなって初めて、毎日家事を滞りなく遂行することの凄さをまざまざと感じました。
世のお母さん方、本当にすごい。
昨今、しきりに女性の社会進出について議論されてますが、ここまでやっている女性に、おいそれと外に出て働けばいいとは言えませんね。
ついに契約結婚がバレた!
さて先ほど沼田さんがリサーチしてた社員の貯蓄額。
余裕のある人からリストラするってのは沼田さんの案だったんだ。
まあ、いきなり放り出されても、貯金があれば当面はしのげるから妥当な判断とはいえるけど、自分の貯金を正直に申告する奴はいないと思うよ。
で、社長の案としては評価の低い順に切るって、まあ妥当なとこだと思うが、筆頭候補が日野さん?!
住宅ローン10年分返済記念とか言ってる場合じゃないよ!
残り25年、震えるどころか、あんた今リストラ危機だから!
「さっ、今日も定時で帰るぞ!」って、そんなんだからクビ候補なんだよ、君は…。
日野さんが振った子作りの件で風見くんと盛り上がる(風見くんが一方的に)平匡さん。
いっそ、本当に籍を入れたら?と提案されます。
…おや?クッションが動いたぞ?
ま、まさか。
「賃金が発生する契約結婚だからこそ、お互いに気を遣った生活ができる」
ダメダメダメっ!!!
そこに沼田っちがいるから!風見さん、黙って!
ついに沼田さんに契約結婚がバレちゃった!
そんな沼田さんのCOOKPADが更新が止まっているとみくりさんから報告されます。
最近何か忙しそうにしてて、周囲に貯蓄を確認していることを聞き、みくりさんは沼田さんがベンチャービジネスを立ち上げるつもりなんじゃないかって妄想します。
うん、そのまったく逆で、首切り屋になってるよ、今の沼田さん。
百合ちゃんややっさんも絡めたビジネス展開を一瞬で発想できるみくりさんの妄想力(笑)に感心する平匡さん。
館山でのみくりのお父さんの妄想力にも感心し、森山家はイマジネーションが豊かだと感心します。
そして、みくりさんの突拍子もない契約結婚の提案がなければ今の状況はなかったわけで…。
「どんなに突拍子がなかろうとイマジネーションは現実を変える力があると思います」という言葉にみくりは幸せを感じます。
この言葉、まさにそうですよね。
突拍子もないアイデアを現実にしていくことで人は発展してきたわけですから。
軽い女だと思われてる…
さて契約書の改定作業を始めた平匡さん。
あっ、パソコンのOS、Windows7だ。
10に更新してないんだ、平匡さん。
みくりさんの「いいですよ、私は。平匡さんとなら、そういうことをしても」という言葉について悩んでいます。
「そもそもあの『してもいい』という言葉の真意はなんだったのか?」などといろいろこじらせた悩みにはまり込んでます。
真意も何も、そのまんまじゃねーか。
「まさか、みくりさんは、好きでもない男とでもそういうことをいたせる女性?」
…ばっかやろう!どうしてそうなるかな(笑)
はい、もはやこじらせて、ねじらせて意味不明です。
…あれ?ドアが開いてる?
「図々しいがひとまず、みくりさんが僕のことを好きだと仮定しよう」
うん、仮定しなくても、これまでの言動で全部すっ飛ばして結論でてますが?
で、自分の価値について考えていくと0円というネガティブな妄想で落ち込んでいると、悲しそうな顔をしたみくりさんがすぐ隣に。
…おい、これって、もしかして。
お茶を置いてそそくさと出ていくみくりさん。
何かよそよそしい…。
「声に出して…なかったよな?」
いいえ、思い切りだしてましたよ。
しかも最悪なところを…。
扉を閉めてそのまま落ち込むみくりさん。
はい、聞かれてました。
「うっかり部屋に入ってしまったばかりに、えらいことを聞いたような…」
最悪です…お互いにとって…。
「みくりさんは、好きでもない男とでもそういうことをいたせる女性?」
のおおおおお!!!!
「軽い女だと思われている…平匡さんだから、いたしてもいいと思ったのに…」
もうホントごめんなさい。
同じ男として謝らせていただきます。
呆然と紙を破り続けるみくりさん。
おい、平匡、とりあえず体育館裏に来い!
家政婦は見た?!
平匡さんの言動に傷ついたみくりさん。
pepperくんと対峙するみくりさん。
機械相手に張り合って、「疲れてるんじゃない?僕の前では無理することありませんからね」って慰められてるし(笑)
帰りがけに町で平匡さんをみかけたみくりさん。
ひ、平匡さんが女の人と歩いてるだと?!
「今どこにいるんですか?」ともはやストーカーみたいなメール。
「会社です。」の返事に完全に浮気を疑う妻モード発動です(笑)
「今の私、完全に悦子市原、家政婦は見た」
うん、みくりさんのポジション、よくよく考えたら家政婦だよね。
何ともいえない悲しそうな顔をするみくりさん。
オイ、平匡、ちょと体育館裏(もういい
イケメン、壁ドンの巻
さてさて、仕事で嫌なことがあった百合ちゃん。
気分が乗らず、いつものBarにも寄らず帰るところを風見くんに見つかります。
ビルの上の百合ちゃんが作った看板広告を見て、「あれ、恰好よくて好きです。」と褒める風見くんのおかげでちょっと救われた気持ちになります。
「与えられた価値に圧し潰されそうな女性たちが、自由になる。
自由だからこその美しさ」
女らしくという世間が作った価値観は、個々の姿を反映しない。
評価する側のレッテルで、そこに疑問を投げかけている部分がこのドラマにはちょくちょく出てきますね。
そこのところの葛藤の中で、後に続く女性たちのためにも、自分は恰好よく生きなきゃと肩肘を張る百合ちゃんに、風見くんは「そんなこと、言わないでください」と寂しそうに言います。
イケメンというレッテルの中で生きてきた彼には、誰かのために本当の自分を隠して無理して生きていくことの辛さが分かるわけで…。
そんな無理をしている人の救いになる存在はどこにあるのか。
あなたにだって幸せになる権利はあるというような思いがあったのでしょうか。
その言葉を聞いた百合ちゃんは緊張の糸が切れたのか、堰を切ったように涙が流れます。
そして壁ドン…ときめく方だ。
告白、そして…
女性といた平匡さんを見たみくりさんは、嫉妬に駆られ、もやもやとしまくります。
叫べばスッキリするかなと、叫びます。クッションを口に当てて。
…かわいいじゃないのよ。
「平匡のバカヤローーーー!面倒臭いんだよーーーーー!」後ろ後ろ(笑)
「バカバカバーカ、バ――――カ!」と叫ぶみくりさんの後ろで何してるんだろうと怪訝な顔の平匡さん。
はい、今あなたを罵って、もやもやを解消しようとしてますよ。
そして振り返るみくりさん。
気まずさ全開。
逃げ出そうとするも、腕を掴まれあえなく捕縛。
と思いきや振り払って「すみません、勝手に触ったりして…」と謝られる始末。
はい、さすがにここで爆発です。
「触っていいんです!平匡さんだからいいって思ってるのに…どうしてわかってくれないんですか…」
はい、バカだからです。
「また言っちゃった。もう嫌なのに…」と自己嫌悪に陥るみくりさん。
「嫌なんです、こういうの…」
「それは…僕との生活が嫌だという…」
うーん、そこら辺の心の機微をすくってあげて!
「そうです」
ほら、意地になっちゃったよ。
「困ります」
えっと、正解じゃないけど不正解でもないか、この返し。
「僕にとってみくりさんはもう、簡単に手放せる人じゃないんです」
おおっ!ついに言った!
「ずるい!どうしてそういうこと言うんですか?」
ありゃりゃ、こじれちゃってるよ。
そうだよね、「好き」って言われたことがないから、その言葉を素直に受け入れることできないよな。
「どんどん好きになっちゃうじゃないですか。だから嫌なんです。私ばっかり好きで…平匡さんも私のこと好きならいいのに…」
…ここまで言わせちゃったか。
オイ、平匡、ちょっと体育(もういい!
「好き…ですよ」
おおっ!つ、ついに決定的なこと言ったよ!
「私、今、渋々言わせたような…」
ああっ!ここにも自己肯定感の低い人が!
「渋々でなく」
「従業員としてじゃないですよ?」
「はい」
「私じゃない、他の女の子に先に会ってたら?」
「会ってないので何とも言えませんが…」
何かちょっと悲しくなるな。
「さっき会ってたじゃないですか。髪が長いかわいい子と」
…完全に嫉妬の嵐です。
「ああ」
言われてあれかと思い当たる平匡さん。
別にやましいことはないのであれねって感じですね。
「二人でお店に入るの見ました」
完全に市原悦子です、みくりさん。
おみやげのそばを渡す平匡さんに「メールで、今会社だって、嘘を…」となじるみくりさん。
他意はなく「急いでいたので大差ないかと」と返す平匡さんに
「大違いです!嘘ついて女の子と歩いてたら誰だって…」と言ったところで平匡さんはやっとみくりさんが嫉妬してることに気づきます。
そんなみくりさんを可愛いと思い、ずっとみくりさんが自分のことを好きならいいのになと思っていたと告白します。
完全に毒気を抜かれたみくりさん。
平匡さんのただ一言の「好き」もやもやした気持ちが消えたような感じになりました。
「今日、火曜日ですよ」と言い二人はハグ。
「これからは、火曜じゃなくてもみくりさんを抱きしめてもいいですか?」
「何曜日でも、何時でも」
「何時でも?」
「朝までだって……」
と言ったところで「すいません、私また」
と前回の拒否された時のトラウマで離れようとするみくりさん。
でも平匡さんはもうあの時とは違いました。
離れようとするみくりさんを抱き寄せ
「一緒にいますか?朝まで」とみくりに告げます。
この野郎!それを先々週やってればここまでこじれることはなかったんだよ!
「うん」と頷くみくりさん。
「必要だったのは、システムの再構築じゃない。気持ちを、本当の気持ちを伝えあうことだった」
そうだよ、曖昧なままではいつまでもお互いに不安で、揺れ動いて、そして壊れていく。
言葉にしたら壊れてしまうこともあるかもしれない。
でも、より堅い絆になるには、ちゃんと言葉にしないといけないわけで…
そして平匡さんの会社はついに佳境を迎えます。
取引先が買収され、ついにリストラが発動。
「リストラ候補は?」
「これです」
リストを見る社長。
「沼田さんチョイス?」
「選びたくなかったよ…」と言ったそのリストには、なんと平匡さんが!
どうなっちゃうの?これ?
で、ラストは二人の初夜…ええい、もげろ!!!!!!
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