大相撲春場所4日目、ここまで全勝の新横綱稀勢の里は、初めての結びの一番で前頭二枚目の蒼国来と対決。
蒼国来は前日に日馬富士と対決し、初めての金星を挙げています。
勝負は立ち合いから終始稀勢の里が押し気味の内容で、危なげなく寄り切り勝利。
初日からの連勝を4に伸ばしました。
モンゴル勢が元気がないのが気になる
初日にいきなり土の付いた横綱白鵬ですが、今日も前頭筆頭の勢に寄り倒しで敗れ、早くも2敗目。
昨日蒼国来に敗れた日馬富士は前頭筆頭の豪風を寄り切り連敗は避けましたが、すでに2敗。
そして鶴竜が、大関復帰をめざす関脇琴奨菊にすくいなげ投げで敗れました。
19年ぶりの日本人横綱誕生に沸き、楽しみにしていた春場所ですが、モンゴル勢が元気のないのが気になります。
特に白鵬は昨年の怪我以来、あまり調子が良いようには見えず、今日の取り組みも勢に押し込まれて敗れたので心配です。
これまで約10年に渡り相撲界を支えてきた大横綱と新横綱の、緊迫した対決を楽しみにしているので、ぜひとも復活して、強い姿を見せてほしいものです。
個人的な望みとしましては、12日目まで4横綱が全勝して、ヒリヒリするような優勝争いを繰り広げてほしいと思っています。