今回の特集は、こういう言動は嫌われるというテーマ。
複雑な人間関係に悩む現代人に、自分の言動が人にどう見られているかを提示する画期的(笑)な企画です。
正直、ちょっと自分の行動を省みる必要があるなと感じました。
うん、気を付けよう…。
「ランチなう」とツイートすると嫌われる?!
アメリカのカーネギーメロン大学などの調査によると、Twitterの約25%のつぶやきを、米国の学生はどうでもいいと感じているということです。
個人的なつぶやきは、第三者にとってはどうでもいいことで、サンドイッチツイートと揶揄されているとか。
心理学植木先生によると、心理学的には3つの配慮に欠けているからだといいます。
その3つとは
1.客観性評価のズレ
これは、例えばサンドイッチを食べていることをつぶやくのは、「自分はサンドイッチを食べているのをお知らせしていいくらいの人間なんだ」という勘違いをした人間像を想像してしまうため。
2.他者時間に対する無配慮
「なう」というのは、あくまでその人のタイミングであって、情報の受け手のタイミングでない。
つまり、他人の時間への配慮がないということで嫌われる。
3.汎用性配慮のなさ
その情報が、他の人に役立つかという部分に対する配慮のなさ。
例えば、どこそこの店のサンドイッチは美味しいという情報なら、他人にも有用な情報ですが、ただ今自分が食べているサンドイッチが美味しいという情報は、誰の役にも立たない(笑)から嫌われるということです。
厳しいご意見ですが、納得できる部分があるかも。
これ、日常会話でも同じことで、例えば「私、魚食べられないんです」というようなことも、だから何?って思われるとのこと。
確かにそうだわ。
また、マーケティング評論家牛窪先生は、日本で嫌われるSNSの投稿は、リア充発言よりもネガティブ発言や忙しい自慢であるとのことです。
ネットサイトで10代から40代に調査した嫌われるSNS投稿の結果は以下のようにネガティブ系が高くなっています。
- 1位 仕事のネガティブ投稿 20.7%
- 2位 仕事の充実アピール投稿 17.9%
- 3位 忙しさアピール投稿 16.1%
- 4位 自撮り写真の投稿 10.6%
- 5位 プライベートのネガティブ投稿 10.1%
- 6位 プライベート充実投稿 6.7%
確かに他人のネガティブ発言を聞いたところで、知るか!ってなるのが普通ですよね。
メールをすぐ返信する人は嫌われる!?
生物学池田先生によると、メールの返信が早い人は、相手がすぐに返さないといけないと感じて、うざく思われるといいます。
なお、さんまさんは心当たりがあった模様(笑)
加藤アナもさんまさんのスピード感が半端じゃないとの実感。
送ったらすぐ既読になるって、さんまさん四六時中LINE見てるんですか?
さんまさんは何となくメールとかの返信がすぐ来そうだし、1通送ったら5通くらい返信がきそうなイメージですわ(あくまで個人の感想です)
人を嫌う理由は生きるための反応?
認知科学の中野先生によると、人は大脳辺縁系という部分で、生命の維持に好ましいかどうかを判断しているとのことです。
興味深いことに個人の生存だけでなく、集団での生存ということも考えるのだそうで。
例えば集団の中で目立って、一人だけ得をしようとする人は嫌われてしまうとか。
一人だけ得することに周囲が妬み、裏切り者認定をするというのです。
ただし、目立っていても嫌われない場合もあります。
それは、得をしている分だけ、他の所で損をしていることを見せていれば、バランスがとれるのだとか。
また、完全無欠の完璧超人よりも、ちょっと惜しいなという部分があった方が嫌われにくいとのことです。
確かに、もの凄い美人でも、ちょっとぬけている所があった方が親しみやすいといいますもんね。
声のトーンの高い男性は男性に嫌われる!?
尾木ママによると、声の高すぎる男性は、自信がなさそうに聞こえるため、嫌われるとのこと。
確かにやたら甲高い声をした男性は、イラっとしますね。
でも少しくらい高いくらいでは、個人的には気にならないかな。
男性学評論家(いろんな評論家がいるんだな)の田中先生によると、強引に女性に奢ろうとする男性は嫌われるとのこと。
さらに認知科学の中野先生によると、返報性の原理により、奢られたら何かでお返しをしないといけない気持ちが生じて負担に感じるため、奢られるのは嫌いな女性もいるということです。
しかし、お互いの関係性でその部分が変わると池田先生はいいます。
例えば教授と学生の関係だと、お返しはしようとは思わない。
これはそもそも教授は学生をコントロールしている側の立場だからとのこと。
しかし、学生同士だと対等の立場なので、お返しをしないといけない気になるということです。
なお、女子学生を対象に調査したところ、一番人気のあるのは、自分が食べた分だけ支払うという人。
最近の若者は、デートでも割り勘が当たり前ということも聞きますので、そういったこともあるんでしょうなあ。
しかし、男子学生への調査では、「女性に奢る」という回答が一番多く、ここが男女間でギャップになっているようです。
常にハイテンションで面白い男性は女性に嫌われる!?
これは完全に誰かさんのこととしか…(笑)
モバイルサイトの調査で常にハイテンションで面白い男性をどう思うかを聞いた結果がひどい(笑)
1位は同率だったらしいのですが、うーんこれは対象者がおかしいかも。
- 3位 後先を考えないような人 11%
- 1位 浅く広い友人関係を築いていそう 30%
- 1位 モテる 女慣れしていて冷たい感じ 30%
牛窪先生曰く、常にハイテンションな方は後先考えないなど、思慮深さに欠け、広く浅い人間関係を築いていそうで、付き合っても長続きしないだろうというイメージがあり、かつモテたり女慣れしているので、一緒にいて退屈はしないのだが、彼氏にするには向かない、イヤだということで女性に嫌われている、と散々なこき下ろしっぷり。
止めにマツコが「明石家さんまってどう思いますか?ってアンケートだろ?」と身も蓋もないことを言い出す始末。
牛窪先生、なぜこのデータを持ってきた(笑)
嫌いな人は臭くなくても臭く感じる!?
人は相手を嫌いだという感覚があると、脳が臭いと感じるとのこと。
尾木ママによると、これは脳の偏桃体が作用していて、においが好き嫌いの感情と連動しているために起こるということです。
確かに好きな相手のにおいはいいにおいだと感じますよね。
女性のお世辞を真に受ける男性は嫌われる!?
男性評論家田中先生によると、女性が男性に言うと喜ばれる「さしすせそ」があり、それを真に受けるのはどうかといいます。
ちなみに「さしすせそ」の内容は
- さ さすが!
- し 知らなかった!
- す すごい!
- せ センスいいね!
- そ そうなんですか!
…うん、よく聞くフレーズですね。
私、完全に女性にあしらわれておりました(泣)
少なくない数の男性は女性に自分の知識をひけらかしたがり、やたらと語る癖があります。
その際、女性はすでに知っていることでも、相手を立てた方が、物事がスムーズにいくことを知っているので、場の雰囲気を壊さないために「さしすせそ」を用いるということです。
そんな気遣いを、バカな男どもは真に受けて増長するという悪循環に。
世の女性陣、気を使わせてしまっていまして申し訳ございません。
バカな男相手にお気遣いなどせず、そんなこと知ってるわとバッサリと一刀両断にしていただいてもかまいません。
むしろそうしてバカの目を覚ましてやってください。
まとめ
他にもいろいろと嫌われる対応についてありましたが、総じて自己中心的に振る舞うと嫌われるという感じでしたね。
人は自分のことをないがしろにする人には好意を持たない。
人に好かれたいのであれば、相手に何かを与えられたり、気遣いをできるようにしないといけないとよくわかりました。