ここのところ、だんだんと気温が低くなってきて、朝起きる時に布団をかぶってても足腰が冷えることがでてきた。
そろそろ毛布の準備をすべきか思案中。
腰痛持ちで足腰が冷えると、一気に腰の状態が悪くなる。
今はまだ使わないが、もう少し冷え込んでくると湯たんぽを仕込んで寝る。
アルミ材の固いものではなく、ゴム製の柔らかいものに熱湯を入れ、寝る30分前にまず布団に入れておく。
これで布団に入ったときに温かいのだが、布団に入って、さらに腰の辺りに湯たんぽを当てると、腰回りがポカポカして緊張が緩んでくる。
腰痛にとってはこの筋肉の緊張がよくない。
腰回りの筋肉が緊張すると、柔軟性がなくなり、痛みが出てくる。
冷えは筋肉が収縮するので、緊張状態になるのである。
これを緩めるために湯たんぽを使うのだが、ある程度腰が温まったら、お腹の方を温める。
腰痛対策なのになぜお腹なのかと思うが、実はお腹周りの筋肉が緊張していると、背中側の筋肉が引っ張られ、過度に筋肉が伸びきった状態になってしまう。
これも収縮しているのと同じで、筋肉の柔軟性が損なわれるので、あまりよろしくない。
体の前後、腰回りの筋肉全体が緩むことによって、バランスが取れ、柔軟性を保った筋肉が腰回りを支えることができ、腰痛の起きにくい状態がキープできる。
冬場は特に寒さで全身の筋肉が緊張しやすいので、体を温めて、余計な緊張を解くようにすると、腰回りだけでなく、色々な部位の痛みが出にくくなる。