水曜どうでしょう2019新作エンディングの馬!

いよいよ始まった水曜どうでしょう新作。

企画内容もそうですが、ファンの間で話題になっているのがエンディング。

 

第1夜で「無数の馬がワ~って走っていくエンディング」を希望したら・・・。

f:id:dreamaker7:20200225224952j:plain

水曜どうでしょう2019年新作エンディング

どうしてこうなった(笑)

 

どうでしょう祭の会場でこの映像を見た大泉さんは

「こういうのどかなのじゃなく、荒々しいのを出せよ!!」と言うも、

「これしか資料映像なかったんだ!」と藤村Dは開き直り、大泉さんは納得いかないまま、「毎回これ流れるの?」とボヤいていました。

新作エンディングの資料映像の場所は?

さてさて、このエンディングの牧歌的な牧場はいったいどこなのでしょうか?

 

こちらの牧場は、北海道帯広市にある独立行政法人家畜改良センター十勝牧場。

www.nlbc.go.jp

アクセスはJR帯広駅前バスターミナルから北海道拓殖バス51系統鹿追・然別湖線に乗車。「白樺並木前」下車すぐ、料金510円(2020年2月現在)

 

片道約40分程度かかります。

タクシーだと約30分、料金は約6,000円程度です。

 

四季折々の風景がとても綺麗な牧場で、牧場入り口の白樺並木は、ぜひ訪れてほしいスポットです。
www.nlbc.go.jp

冬期限定「馬の追い運動」

馬が多数駆けていくエンディングの風景ですが、これは冬期限定で行われています。

こちらは冬期間の馬の運動不足解消と、難産防止のために行われているもので、毎年1月下旬から2月末にかけて、平日午前に実施されています。

 

実施場所は十勝牧場内「追い運動場」。(下記地図参照)

事前の申し込みは不要で、当日直接現地に行けば見学できます。(無料)

 

車でアクセスする際は、運動場に入る前に、洗車場で消毒が必要になります。

防疫ため、牧場係員の指示に従って消毒を受けてください。

消毒後に、運動場のすぐそばまで車で乗り入れることができます。

 

バスで行かれる方は、「白樺並木前」では降りず、次の「十勝牧場」まで行ってください。

「白樺並木前」から運動場までは3km弱あるので、冬場はとてもじゃないですが、歩いて行けません(マジで遭難しかけます)。

 

大迫力!輓馬の追い運動

私が訪れた日は雪が舞う日だったので、若干視界が不良でした。

9時半頃から約1時間、3グループに分かれて追い運動は実施されます。

 

運動場は1周800mで、1グループ3周2,400mを15分程度で走ります。

最初はそれなりに元気なのですが、3周目になると疲れるので、足取りは重くなります。

2周終了後に、馬小屋に帰りたそうにするので、飼育員の方がまだダメ、と運動を促していました。

 

第1グループは出産を控えた妊娠した馬たち。

お腹に子どもがいるため、かなり馬体が大きいのが特徴です。

  

 

第2グループは生まれて1年、2年の若い馬たち。

こちらは少し馬体が小さく、元気に走っていました。

でもまあ、2周で疲れて馬房に帰りたそうにしていました。

 

 

 第3グループは、妊娠していない3歳以上の牝馬のグループ。

こちらはさすがに馬体もしっかりしていて、力強く駆けていました。

このグループが一番元気でした。

  

HTBは特に許可を取らずに放送

現場で飼育員さんに聞いたのですが、新作の映像について、事前にHTBからは何の連絡もなかったとのこと。

放送を見た同僚の方が「あれ??これ、ウチじゃねえか??」と気づいたとおっしゃっていました。

 

新作の影響で、こちらに追い運動を見学に来る人が増えたともおっしゃっていました。

私が行った日は、天気がそれほど良くないこともあり、30人程度でした。

平日の午前、ということを考えると、それなりに多いのかなという印象。

 

運動場を見渡せる柵の範囲が広かったので、皆さん特に他の人に遮られることなく、馬を見ることができていました。

 

今後は、全国から見学に訪れる藩士が増えるのかもしれません。

 

道外からの見学は前泊が必須

馬の追い運動は、午前中に行われるため、道外からだと、前日帯広入りをしておかないと、時間までに牧場にたどりつくことはできません。

 

バスが出るJR帯広駅の周りには、ホテルが点在しているので、宿の確保はそれほど難しくはないでしょう。

 

ただ、バスは本数が少なく、生活路線で、学校に向かう高校生なども多く乗っています。

また、運行時間も追い運動の開始とは連動しておらず、十勝牧場には8時半過ぎに着きます。

冬場は氷点下二桁まで冷え込むことも珍しくないので、タクシーで向かう方が体力的にも時間にも融通は利きます。

 

なお、十勝・帯広エリアを走るバスには、「VISIT TOKACHI PASS」というお得な乗り放題パスがあります。

1日券が1,500円、2日券が2,500円。

帯広駅バスターミナルまたは、とかち帯広空港案内所で販売されています。

ビジットトカチパス(VISIT TOKACHI PASS)

 

空港から帯広駅までは片道1,000円かかりますので、帯広空港に到着して、ばんえい競馬に向かうもよし、「十勝川温泉ってどっちですか?」と聞くもよし、十分に元が取れる乗り放題パスです。

Copyright (C) SINCE2016 風来海人 All Rights Reserved.