声優の野沢雅子さん(80)が、ギネス世界記録に認定されました。
対象となったのはドラゴンボールの孫悟空で「ひとつのビデオゲームのキャラクターを最も長い期間演じた声優」「ビデオゲームの声優として活動した最も長い期間」(23年218日)の2項目。
1993年3月発売の「ドラゴンボールZ 超武闘伝」に声優として出演して以来、「ドラゴンボール」関連のゲームで孫悟空を演じ続け、2016年10月25日にギネス世界記録に認定されたということです。
ゲーム黄金期に発売された格闘ゲーム
「ドラゴンボールZ 超武闘伝」はゲーム黄金期といわれた時期に格闘ゲームとして発売されました。
当時、私も買いました。しかも発売日に(笑)
当時はストリートファイター2などの格闘ゲームが全盛の時代で、そこに投入されたドラゴンボールの格闘ゲームはとても魅力的で、悟空を操り、ベジータやフリーザ、セルといった強敵を倒していくのは、悟空じゃないですが、「オラ、わくわくすっぞ」と言いたくなるほどでした(笑)
ドラゴンボールのアニメが始まったのが1986年。
今から31年も前のことですが、現在、野沢さんは80歳ということですので、悟空をやられていた当時は50代だったんですね。
50を超えてあれだけパワフルな戦闘シーンを演じられていたとは、驚きです。
今なお現役の第一線で活躍する野沢さん
野沢さんは3歳のとき、子役として映画デビューをされており、芸歴はなんと70年を超える超ベテランの大御所。
声優という職業が生まれた時から活躍しており、青二プロダクション創設メンバーの一人でもあります。
まさに業界の生きる伝説といえる野沢さん。
今回、ギネス世界記録に認定されたことで、野沢さんの伝説に、あらたな1ページが刻まれました。
受賞に際し、野沢さんは「あと100年は続けるから、よろしくな!」と今後の意気込みを語ってくれました。
これからも健康でいつまでもそのパワフルな声を聞かせていただきたいものです。