ホンマでっか!?TV 2/22 路上チューは許せる?

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街中で人目をはばからずキスをする(路上チュー)カップルを許せるか、許せないかでいろいろなことが分かる今回の特集。
それぞれの意見は次の通りに分かれました。

<許せる派>

磯野貴理子
岡田圭右ますだおかだ
劇団ひとり
新妻聖子
小杉(ブラックマヨネーズ
マツコ・デラックス

<許せない派>

明石家さんま
高田延彦
吉田(ブラックマヨネーズ

さて、ここから一体何が分かるのか?

法律的視点からみると…

法律的視点からみると、許せる人の方が得だとか。
堀井亜生先生(法律)によると、許せない派の人は「自分が嫌な思いをすることが許せない、物事の基準が自分にある人」とのこと。つまり、物事の良し悪しは社会的にOKなことも、自分が嫌なら認めない、自分の価値観しか受け入れない狭量な人ということですか。
堀井先生曰く、「自分が嫌な事を許せない人はモラハラになりやすい傾向がある」とのこと。
確かにその人の価値観だけに拠って物事を判断すると、世間とのズレが出やすく、そこでギャップが埋められなくなり、相手を攻撃してしまうというのは納得です。
それで、路上チューを許せないという人は、許せる人よりもガッツリとそのシーンを見ていて、羨ましいという感覚があるからと追い打ちをかけられます。
思い当たるところがあるブラマヨ吉田は「俺がキス出来てないのにお前がするな!」とまさに自分基準(笑)
そして、赤の他人に厳しい人は、家族には更に厳しいとたたみかけられると、吉田、高田が猛反発(笑)
高田に至っては「人の家庭に口出すな!」と吠えるあたり、思い当たるところがあるんだろうな。

認知科学的にみると…

反対に認知科学の視点からみると、許せない人の方が得だと中野信子先生(認知科学)は言います。
自分とまったく関係ない人を責めることは、社会秩序を守ろうとする人だと中野先生はおっしゃりますが、仕返しされるリスクも顧みず、責めても自分は1円の得もせず、むしろ責めない方が嫌な思いもしないのにと、むしろこれは散々にこき下ろしているのではないかと思うくらいの言いよう。
一応、皆のために自分が責めないといけないと思う正義感の強い人と言ってますが、どう考えても面倒くさい人ってことにしか取れません(笑)
一応フォローとして愛情が深く、仲間を守ろうとする人と言いますが、やっぱり社会的には面倒くさい人として認識されそうです(笑)
逆に路上チューを責めない人たちは認知科学的にはサイコパスの可能性があるとのこと。
どういうことかというと、自分にメリットのない事はしないということが、サイコパスの特徴に通じるというのです。
まあ、注意することにメリットがないと考えるなら、その解釈はあるでしょうが、寛容な気持ちで気にしない人が大半なので、これは極端な例ということでしょう。

心理学的にみると…

植木先生(心理)の心理学的観点からの分析は、路上チューをする側と見る側では意識に大きな差があり、その立場の違いを理解し、許せる方がストレスが溜まりにくいので良いということです。
その説明にあった「急に得た特権階級は人のモラルを低下させる」ということに、個人的には興味を持ちました。
例として、普通自動車に乗ってきた人が急に高級車に乗るようになると、信号無視が12%、割り込みが18%アップするとのこと。
今まで恵まれてこなかったことの反動で、タガが外れてしまうということのようです。
これって、急に大金を手に入れたら、大きな買い物をしてしまう心理と同じですね。
それによって、あとで後悔したことがある身としては、メチャクチャ刺さりましたね。
うん、うまくいった時こそ平常心。勉強になります。

印象的にみると…

重太先生(印象)によると、路上チューをしたことのある30代男性は約4割とのこと。
意外と多いんですね。かく言う私も、以前、したことが…。
その時のほとんどが酒を飲んでいるので、健康的なイメージじゃないとのこと。
うん、確かに私も、酒を飲んで、徹夜明けの明け方にしたな(すみません…)
印象というのは自分たちの視点ではなく、周りからの見られ方なので、路上チューはあまり印象がよくないというのが重太先生のご意見でした。
しかし、男性のデータだけで女性のデータはないのかな?

まとめ

許せる許せないは人それぞれですが、極端に嫌悪するところまではいかなくても、やはりはしたないと感じる部分があるので、あまりこれみよがしに、べったりというのは考えることはありますね。
しかし、そんなにべったりというのでなければ、微笑ましいと感じることもあるので、一概に許せる、許せないというものではないんだろうな、というのが正直な感想です。

 

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