投げるは恥だが役に立つ(家事代行)

ネットでDMMの新しいサービスが12/14から始まったとの記事が。なんと家事代行サービス。記事のキャッチコピーに「巷で話題の家事代行サービス!ついに登場!」うん、完全に例のものの人気にあやかろうとしている。

リアルみくりさんに会えるのか?

さて、内容はというと、日常的な家事(部屋、玄関、水回りの掃除、洗濯、料理など)を1.5時間3,600円(消費税・交通費込み)で提供し、延長は30分1,200円単位でできるというもの。1回4,000円で家事を丸投げするわけだ。

「投げるのは恥、だけど役に立つ。後ろ向きな選択だっていいじゃないか。恥ずかしい投げ方(脱ぎ散らかされた服が散乱する部屋)だったとしても、片づけることのほうが大切で、その点においては異論も反論も認めない」ということですな(笑)

 

仕事をするみくりさん(仮)の立場で考えれば、一般的な派遣として取り分は7割、時間給にして1,680円か。当面東京23区内だけのサービスなので、最低賃金、時給932円はクリアしてるな(笑)ただ、交通費込だから、下手すると1,000円切る可能性があるわけで…。うん、「安い…」というみくりさん(仮)の声が聞こえてきそうだ。

 

サービス名称は…

さてさて、この画期的(笑)なシステムのサービス名称ですが、その名もズバリ「DMM Okan(おかん)」!……違う!我々の求めているものと微妙に違う!一応スタッフの条件としては、「1.女性である 2.20歳以上である 3.日本国籍所有者である」となっているが、このネーミングで想定しているのは、子育てがひと段落ついているベテランの奥様ではないですか!我々の求めているのは、みくりさん(仮)なんだ!Etsuko Ichiharaじゃないんだ!家政婦は見なくていいんだ!求めているのは事件じゃない!安らぎなんだ!妄想系女子に癒されるのが、我々の望みなんだ!全国の平匡さん(仮)の希望の火を消さないで!(笑)

 

果たして需要はあるのか?

ネタは置いといて、実際問題需要があるのかという観点から見ると、かなり博打な感じがしますね。ドラマのおかげで家事代行サービスが認知されたとはいえ、実際に頼むとなるとハードルが高そう。ターゲットは30代独身男性をメインに考えていると思われるが、そこまで独り身を続けてきたプロの独身だと、効率的に家事をこなせるようになっているので、わざわざ頼まないんじゃないかな。でもまあ、こういう取り組みのおかげで潜在的需要が浮き彫りにされることもあるので、試みとしては面白いかなと思う。

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