大相撲初場所、稀勢の里が優勝!19年ぶりの日本人横綱誕生か?!

大相撲初場所は、大関稀勢の里が14勝1敗で自身初優勝を果たしました。

14日目に優勝を決め、明けた千秋楽では、横綱白鵬と対戦。

立ち合いの当たりから土俵際へ追い込まれるも、すくい投げで白鵬を破りました。

先場所は12勝をあげ、昨年は自身初となる年間最多勝(69勝)を記録。

今回の優勝により、横綱への昇進が見込まれます。

日本人横綱誕生となれば若乃花以来19年ぶり

先場所、今場所の稀勢の里の好成績を受け、日本相撲協会審判部は横綱昇進を諮る臨時理事会の招集を要請。

横綱審議委員会からの推挙が決まれば、臨時理事会と番付編成会議で正式に横綱への昇進が決定します。

横綱への昇進の基準は「大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」とされています。

稀勢の里は今回が初優勝ですので、「それに準ずる成績」として判断されることとなります。

ただ、気になるのは、稀勢の里の成績が、今場所、先場所は文句なしといえるものですが、昨年9月の秋場所の成績が10勝と、ギリギリの2桁だったこと。

しかし、それまで3場所続けて準優勝の成績を残しているので、横綱としてふさわしい成績と判断される可能性は十分にあります。

日本人横綱は、1998年に若乃花が第66代横綱になって以来、19年誕生しておらず、日本人横綱最後の土俵は2003年初場所貴乃花を最後に14年の月日が流れています。

待望の日本人横綱誕生へ、期待が高まります。

火ノ丸相撲」川田先生のコメントが楽しみ

相撲といえば、週刊少年ジャンプで連載中の「火ノ丸相撲」。

日本人横綱がいなくなり、10年以上日本人力士が優勝できないという時代背景に、将来の横綱候補、「国宝」と呼ばれる高校生たちの闘いを描いた正統派スポ魂漫画ですが、琴奨菊の優勝の際も喜びのコメントを出しておられました。

今回、稀勢の里横綱昇進となった場合、おそらくまた熱いメッセージが掲載されることと思われます。

こちらについても、個人的にはとても楽しみにしています。

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